引っ越したばかりなのに、前の住人宛ての郵便物が届いて困ったことはありませんか?

私は引っ越してから3年くらい悩まされてました……
本記事では、前の住人の郵便物を迷わず正しく返送する手順と、付箋の書き方のコツをわかりやすく解説します。
また、何度も届く郵便物への対処法や、ヤマト運輸・佐川急便での返送方法もまとめていますので、引っ越し後の郵便トラブルをすぐに解決できます。
前の住人の郵便物を返送するときの正しい手順・付箋の書き方とは?

引っ越しをした後、郵便受けを覗いたら前の住人宛ての郵便物が入っていた!
そんな経験をしたことはありませんか?

請求書とか重要そうな書類が届いてびっくりした覚えが……
そこで、今回は前の住人宛ての郵便物を返送する正しい方法を調べました!
返送に必要なもの
前の住人宛ての郵便物を返送するときは、付箋やメモ用紙、ペンを用意しましょう。簡単な道具で手軽に返送できます。
基本的な返送手順
返送の手順は以下の通りです。
- 付箋に「誤配達です」という旨を書く
- 郵便物の宛名付近に付箋を貼る
- 最寄りのポストに投函する
(参考:郵便局ホームページ)
付箋を貼るだけで、郵便局のシステムに情報が反映され、前の住人宛の郵便物が届きにくくなります
付箋の書き方のポイント
付箋に書く内容は、「この住所にはこの人(前の住人)は住んでいません。」という趣旨のものです。
特に決まった書式はありませんが、困ったときは以下の文例を参考にしてください。
誤配達です。
この方はこの住所にはもう住んでいません。
前の住人の方の郵便物です。
誤配達ですので受け取りできません。
誤配達です。
こちらの住所にこの方は住んでいません。
現住人は○○です。
このように付箋を付けてポストに投函すると、郵便局のリストから前の住人の名前が削除されます。
そのため、二度とその人宛ての郵便物が配達されることはなくなります。
その他の対応方法
もし、他の方法で対処したい場合は、以下の選択肢もあります。
- 最寄りの郵便局に直接持っていく
- 日本郵便のお客様サービス相談センターに連絡する

郵便局に行くついでがあったら、直接持ってくのもありかも!
前の住人の郵便物、何度も届くときはヤマトや佐川のメール便を疑え!

ただ、先ほどの手続きをしたのにもかかわらず、前の住人宛ての郵便物がまた届いてしまうということがあります。

ちゃんと郵便局に返送したのに、どうして~?(経験者)
そんなときは、郵便局以外からの配達物かもしれません。
ここでは、そんな状況での対処法をお教えします。
まず、届いた配達物が以下のようなものでないか確認しましょう。
- ヤマト運輸の配達物(クロネコDM便、ネコポス)
- 佐川急便の配達物(飛脚メール便、飛脚ゆうメール便)
これらは郵便局以外の配送業者が扱う、ポスト投函型の配達物です。
もしこれらの配達物だった場合、郵便局に返送しても意味がありませんので、それぞれの配送業者に直接連絡する必要があります。

クロネコDM便なのに郵便ポストに入れちゃったことあったなあ……
ヤマト運輸の配達物(クロネコDM便、ネコポス)の場合
開封の有無に関わらず、セールスドライバーが回収に来てくれます。
ホームページの専用フォームから回収依頼をしましょう。
(参考:https://faq.kuronekoyamato.co.jp/app/answers/detail/a_id/1587/)
佐川急便の配達物(飛脚メール便、飛脚ゆうメール便)の場合
宛先ラベルに記載されているお問い合わせ先電話番号に電話するか、最寄りの営業所に連絡をします。
(参考:https://www.sagawa-exp.co.jp/service/h-mail/)
これらの方法で対処すれば、前の住人宛ての配達物が繰り返し届くことはなくなるはずです。
配送業者によって対応が異なるので、よく確認してから行動することが大切です。
どの配送業者の配達物か、配達物に記載されている情報をよく確認してみてください。
前の住人の郵便物、開けちゃった!捨てちゃった!?こういうときはどうすれば?

前の住人宛ての郵便物や誤配達された郵便物を受け取ってしまったとき、届かないようにするには?という疑問と同時に、
「捨ててしまってもいいのか?」
「間違って開けちゃったけど大丈夫なのか?」
という疑問をお持ちの方もいると思います。

私も以前、うっかり開封してしまって焦ったことがあります
適切な対処方法があるので、一緒に確認していきましょう。
開封してしまった場合の正しい対処
前の住人宛てや誤配達された郵便物をうっかり開封してしまった場合も、慌てずに対応できます。手順は以下の通りです。
- 開封した郵便物を再度封をする
- 付箋に以下の情報を記入する
- 誤って開封してしまったこと
- 自分の氏名
- 自分の住所
- 付箋を郵便物に貼る
- 郵便ポストに投函するか、郵便局に連絡する

いざというときの対処法を知っておくと安心ですね!
誤って届いた郵便物を捨てるのは厳禁!
前の住人宛てや誤配達の郵便物を破棄したり、自分のものにしたりすると、刑法上の処罰対象となる可能性があります。
絶対に行わないようにしましょう。
前の住人宛て郵便物の基本ルール
復習になりますが、誤配達された郵便物の正しい処理方法は以下の2つです。
- 誤配達である旨の付箋を貼ってポストに投函する
- 郵便局に連絡する(持ち込みや電話など)
郵便物の適切な取り扱いは、みんなの大切な情報を守ることにつながります。ぜひ、正しい対応を心がけましょう。
まとめ
前の住人宛ての郵便物への対処法をご紹介しました。
自分あてではない郵便物は必ず、付箋に「この住所に宛名の人は住んでいません」と書いてポストに投函するようにしてください。
もし誤って開封してしまっても、正しい手順で対処すれば大丈夫。
郵便物の適切な取り扱いで、大切な情報を守りましょう。

