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山の日はいつから祝日になった?制定日や由来、日付が変わった年の理由まで徹底解説

季節の行事
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「山の日」は日本の祝日の中でも比較的新しいものですが、いつから祝日になったのか詳しくご存知でしょうか?

あやか
あやか

最近8月に祝日が増えたなー!と思ってたけど、いつからだったかな……?

制定された背景や、なぜ特定の日が選ばれたのか、不思議に思うことも多いはずです。この記事では、山の日の制定日や由来、さらに祝日の日付が変わった年の理由まで丁寧にご紹介します。ぜひ最後まで読んで、山の日への理解を深めてくださいね。

山の日はいつから祝日?制定日と施行年

「山の日」は、2014年(平成26年)5月23日に国会で「国民の祝日に関する法律」の改正が可決されて制定されました。つまり、この日が「山の日」が正式に祝日として決まった日なんです。

でも、制定されたからといって、すぐに祝日としてスタートしたわけではありません。実際に「山の日」がカレンダーに登場したのは、2016年(平成28年)8月11日からです。改正された祝日法は、2016年1月1日に施行され、その年の8月11日が初めての「山の日」となりました。

あやか
あやか

制定された年にすぐ祝日になるわけじゃないんだね!

今まで祝日がなかった8月に登場した「山の日」。夏休みの時期と重なることもあるので、ちょっと特別な気分になりますよね。

なぜ山の日ができた?祝日に込められた由来と意味とは

「山の日」は、祝日法によれば「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを目的として作られた、日本で一番新しい国民の祝日です。山でのレジャーや登山などを楽しむだけでなく、私たちの暮らしを支えてくれている山に、感謝の気持ちを持つ日として設けられました。

「海の日」が先に祝日になったことをきっかけに、「じゃあ山の日もあったらいいのに!」という声が全国で広がっていきました。特に2002年の「国際山岳年」をきっかけに、山の日を作ろうという運動が本格的に始まります。

その後、日本山岳会などの団体が中心となって活動を進め、2010年には関係団体や議員さんたちが協力して、全国的な動きになりました。

あやか
あやか

山の日ができるまでに、たくさんの人が動いてたんだね!

山の日は毎年変わる?変更された年とその理由を紹介

山の日は基本的に毎年8月11日にあります。この日は夏休みやお盆の時期と重なるため、山に親しむチャンスが多い季節として選ばれました。

「8(八)」の字が山の形に見えること、そして「11」が木が立ち並ぶ様子に似ていることも、8月11日に選ばれた理由の一つ。数字にそんな意味があるなんて、なんだか面白いですよね。

あやか
あやか

8月12日も候補に挙がっていたけど、1985年の日本航空便墜落事故の日と重なることからずらされたそうです。

ただし、毎年同じ日に祝日があるとは限りません。2020年は東京オリンピックの閉会式の翌日だったため、8月10日(月曜日)に変更されました。そしてオリンピックが延期された2021年も、大会の日程を考慮し、さらに長崎の原爆の日(8月9日)と重ならないように配慮されて、8月8日(日曜日)に変更され、翌9日は振替休日となりました。

あやか
あやか

祝日って、理由があれば結構簡単に変更できるんだね!

まとめ

山の日は、2014年に国会で正式に制定され、2016年から祝日としてスタートしました。日本の国土の多くを占める山は、昔から生活に欠かせない大切な存在です。山の日は、そんな山の恵みに感謝し、親しむ機会を持つことを目的としています。数字の形などから8月11日が選ばれましたが、東京オリンピックの影響で日付が変わった年もありました。

あやか
あやか

山の日のなりたちを知ったら、他の祝日のことも詳しく知りたくなっちゃった!